2010/02/09

AVATAR,surrogate



Originally uploaded by manmoth Nishi

先日アバターとサロゲートを見てきました。

どちらも楽しめました。
もともとSF好きだから、設定に燃えるんだ。
アバターのナヴィ一族はカーボン骨格とかいうセリフが出ていて、
そこで「おおっ」ってなったりしてました。
大気も違えば、そりゃ人体組成もちがうだろなー。
あんな縦長でもオッケーなのはそういうとこなのねー
とか思いながら見てました。

とにかく、細かい設定の説明なしに進んじゃうので
SF的ベースがない人は
あんまりよくわからないけどそーなのね
って感じなんじゃないかなーと思いました。

それってSFじゃなくてファンタジーだね。
別に森だからとかきらきらしてるからとかって意味じゃなくて。
ミラクル設定でミラクルストーリー。

ストーリーの先が読めちゃうのはちょっといただけなかったけど
大作なんだねー、ふーん、って感じで最後まで、おもしろかったですよ。
ふつーに。
ふつーに、だけどね。

ちなみにあたしは右目があまり見えないので
もともと立体には対応してません。
だから普通の映画なんですが
"立体に見えるだろ!”っていう演出が
映像美としてはどうなのかなーってとこが引っかかりました。
立体にしてもすごいけど、
映画の映像美ってのはそれとは関係ないとこで
成立してたんだなーと思ったわけです。
回り込むのがおもしろい(仕掛け)であるというのは
織り込み済みですけど
別にそれって映画の醍醐味とは関係ないようなきもするなーと。

たしかに今後の映像制作ってものが
だんだんと3Dに向かっていくんだろうな
というのはSLで遊んでるぐらいだからわかるんですが、
メガネがないとダメ(見えない)
ってのはダメだろう(笑)

となると、メガネなしでも美しくて、3Dにしたらもっとすごい
というような文法が必要なのではないか?

というのが、立体映像の見えないあたしの感想でした。

おもろいよ、ふつーに。



サロゲートは
どちらかといえば、さらにあたくし好みであります。
義体だよ義体!
サイボーグなんかよりずーっと現実味があるよね。

話がずれるけど、ブレインマッピングって進んでるのかな。
それができてないと無理だよねー
脳からの指令が忠実に再現されるようになるなんて
でも、マッピングすんだら今後はデジタイズか。
それも怖い...かな...
んー、できるならしてみたいけど、
同位体が存在するようになったら、混乱必至だよね。
まあいいや、だれか、がんばれ!


そんで話しもどって、
サロゲートのほうはぜんぜん大作ではないので
SF好きな人だけが見たらいいと思います。
DVDでオッケーです。

SLやってるひとには、
プププってなる演出がいくつもあるので
そこが楽しめるかもしれないぞ!
そこで怒ったりしちゃダメだぞ(笑)

お話は、んー、そんなおもしろくないっちゃおもしろくない。
あたしとしては、
サロゲートシステムができたら、こーなっちゃうかもね!
という想像やら妄想やら掻き立ててくれておもしろかったです。
そういうのができる人は見るべきだ!
こっちは、フツーにはおもろくないけど、
偏った人にはすごいおもろいと思う。

あと、ブルース・ウィリスでオッケーな役だった。
ほんとにあの人は
「やれやれ、何でオレが」
っていうセリフの人になっちゃったなー。