2015/05/31

Roots

Group Gift MAY 2015
こっ、こいつ、ぞろぞろ歩くぞ。前回のフォーマット気に入った



よっこらしょっと、マモスンだよー。
昨日はおっきな地震があったね。
ちょおおおおおおおおおおおおおこわいんですけどおおおおおおおおおおおおおおおおおお。
ブログエントリがこれっきりなったりしたら怖いね。
そういうこというなよ。
今回は(も)長いぜ。
役に立たない長文だから、基本読まなくていい。
暇すぎて暇すぎてしょうがないひとだけ読んで。
原則、お知らせだけで切り上げるように。


5月末、またもぎりぎりでグループギフトをお店の方に出しましたよっ。いあもうね、ちゃんと準備してたのに、出すの忘れてて、末になった。 いあ、5月を逃さなくてよかった。はー、よかったよかった。
今回は歩きを四種。似てるんだけど微妙に違う。ずんずん歩きます。メンズ用に作ったものだから、女性が普段使いするにはちょっと堂々としすぎてるかもね。おかしくはないと思うけど。身体に筋肉ついたシェイプだとちょうどいいと思います。

お知らせはそんなとこでっす。よろしくっ。




(以下、役立たずの長文)

人がSecondlifeについていろいろ考えたりして、それを読ませてもらえるのがすごい好きで、あちこちのブログを読んだり、ツイート眺めたりします。それで、この前ツイッターのタイムラインを追っている時に、お店をやってる人たちのルーツみたいなものに想いが至り、自分はどうだったかなと、しばし考えこんでしまいました。
 (しかし最近は、そういうことを書いてくれる人も減りました。たいへん残念です。しかし生き延びてる人たちはみな、普通以上にSL愛がある人たちなので、それぞれのディープな考えが読めるため、それはそれでまたおもしろいです。昔は薄口のが多かったけど、いまは濃い口のばかりです。ちなみにこのブログも超濃い口ですな。摂り過ぎ注意!)

というのは物作りをして販売している人たちは、そのアイテムやお店からその人たちの過去みたいなものが見えてくるなー、と思ったからです。こだわりとか、くせとか、思い込みとか、そういうものが見えるなーと思ったわけです。
そしてもちろん、それは自分にも言えるんだろうなと。
ある種のルーツといいますかね。


あたしは、生きてきた経過と積み重ねからのみ、人は何かを作り出せるんじゃないかなー、なんて思うんです。SLの場合、それまでリアルライフの経過が大きく作用するのはあたりまえかと思うんですが、SLの中で何を見たか、何を感じたかがまた別の角度から大きく影響するような気がします。


あたしがアニメのお店をやり始めた頃に大きく影響を受けたお店があります。ドイツの方が作ったお店で、有名なアニメーションモールの片隅でひっそり営業してました。メインストアらしきものもなく、売っているのはアニメーションが20個ぐらいだったと思います。見つけた時からその数で、なくなるまで更新されることもなくずっとそのままでした。
でも、その人の作ったwalkingとRunningはもう目を瞠るばかりのモーションで、当時はまだモーションキャプチャーもメジャーな仕組みではなく、かと言ってそれがモーションキャプチャーで作られたかどうかよりも、こんなダイナミックで魅力的な動きが作れるものかと感心し感動したのを覚えています。親しい人には、これがすごいと、そのアニメを薦めて回ったほどです。
そのころPOSERでポーズを作れるようになりつつあった自分に、この動きが作れるようになれるとは思えないけど、それでも、ここを目指さないとダメだなと、はっきりと目標ができたわけです。
(いま考えると、あれは手打ちで作られたモーションだったと思います。当時はそんなこと判断もできなかったねー。ほんとによく動く上に、完全なループを組んであるwalkingとRunningなんて2007年頃は殆どなかったと思う。また見たいなと思ってインベントリ探してみたけど、見つかんねーや。ちょー残念)

それ以降、ずっとアニメ作り続けていて、いろんなお店見ましたけど、うまいなと思うアニメはあっても、すっげーーーーー、しんじらんなーい!! というレベルのものにはお目にかかれません。もちろん自分ができない時の、できたものを見た時の差によるギャップのインパクトは大きくて、だんだんできるようになってきてからは、いいもの見ても斜に構えますし、ふふん、という気持ちもなしで見るというのは難しく、そういうこともいろいろとないまぜにはなってると思うのですけどね。
 (↑このブロック、ひどい日本語だね。でもうまくかけてると思うからそのままにする)

あたしはいまもそのなくなってしまったお店を追いかけてるのかもしれないなと、考えるに至ったわけです。そのお店がなくなってしまったのはいつ頃のことかももう失念してしまいました。すでに、そのモールもありません。シムごと消えました。実を言えばなくなっていてよかったのかもしれないとまで思います。
具体的にそのお店が存在すれば、目標として確認はできますが、色褪せてしまったり、あるいは、目標を超えたと慢心してしまうかもしれません。
モールの端っこにあったあのドイツのひとのお店は、いまだにあたしの絶対に超えられないお店だと思うと、なかなかいいじゃねーか、と思うわけです。
もっといいアニメ作るぞおおおおおお!!!

それが、あたしのSL的なルーツですわ。
いろいろ影響受けてるのはもちろんなんですけど、アニメーションの根本のとこはそれ、かな、っておもいます。




お買い物好きだからいろんなお店を見るでしょ。もう長いことSLやってるひともいっぱいおるわけ。
お店を運営されていて、昔のお店は潰して、新しいお店を作った人を結構見かける。当然、作りなおすんだから、新しいお店は昔のお店と違うことを目指すわけですよね。同じならやり直す意味ないんだから。色んなパターンがあるとしても、その「違い」を目指すってとこだけは間違いないと思う。
で、その昔のお店も覚えてる新しいお店が、軌道に乗り売れているお店になると、だんだんと昔のお店に似てくる、っていうのをいくつか見かけたんだよね。

つまりあたしが言いたいことっていうのは、人間ってそんなに振り幅ない。違うことしようとしたって結局同じことする。Secondlifeのお店は、大抵がひとりの人間が全部のことやるケースが多いから、それが顕著なんだよね。

明日から違う自分!なんてことあるわけない。

そういうことが見えちゃうとこがほんとーにSLの好きなとこ。


まじもー見られてるからね。世界中の人がいつでも見られるお店なんてもの置いてあるんだから、監視対象だよ。うきうきウォッチング対象だよね。

身を正して臨みたい 。

自分を変えたり隠したり、そういうことはできないけどさ、人を騙したり欺いたりはしなくてもやっていけるじゃん。



ほんの少しでも、inWorldを豊かにしたいなー、なんて傲慢なこと思ってポーズの店はじめたんだけど、いまもその気持は無くしてないから、また明日もいいアニメ作っていきたいと思う。

SLがいつまで続くのかはしらんけど、最後の日まで、ちゃんと続けてたいねー。
ひとに嫌な思いはさせないで(まあ完全には無理かもだから少なめで)、自分はおもろいわー、って思ってられたら最高だね。




てなことを、昨日夢で見たから、ここに残しておく。

じゃね、ばいびー!